白髪・若白髪は何歳から気になる?7つの原因と改善方法!みんなの白髪染めはいつから?

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程度年齢を重ねることで髪や頭皮の悩みは増えてくるものです。その中でも『白髪』に関する悩みは多くの方がお持ちになっています。美容師をしていて本当によく聞かれる白髪に関する質問

皆さん悩んでいるのと同時に「みんなはいつ頃から白髪染めをするの?」「白髪は治せる?」など疑問にも思っているものです。

今回の記事ではは『白髪の悩み』について原因や改善方法を含めて解説をしていきます。

  • 細毛とは髪の毛が細く柔らかい状態のこと
  • 細毛には生まれつきの先天的な理由と後天的な理由がある
  • 後天的な細毛の原因は血行不良、ホルモンバランスの乱れ、不規則な生活習慣など
  • 細毛の改善方法は適切なヘアケア、食生活の改善、頭皮マッサージなど
  • 細毛にはヘアカラーが影響を与える可能性がある
  • たんぱく質、鉄分、亜鉛などの栄養素を意識的に摂取することが重要
  • 睡眠を十分にとり、ストレスを溜めないことも大切

こんにちは現役美容師のガジャーです★
美容師免許・管理美容師免許取得のキャリア20年以上。ヘアケア・白髪ケア・毛髪全般の知識、商品知識には自信があります。私の美容に関する知識が少しでも多くの方のお役に立てればうれしいです。

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白髪が気になりだすのいつごろから?

一般的に、老化による白髪が気になり始める年齢は、

□男性の場合30歳前後

□女性の場合35歳前後

からと言われています。ですが生活習慣や遺伝などで白髪の発生の個人差は大きく、出はじめる・気になり始める年齢にはばらつきがあります。もちろん個人の美意識の差にも大きく関係はしてきます。

白髪は髪の老化現象ではあるものの、体に特別な悪影響が出るわけではありません。

白髪は治すことができるの?その原因は?

白髪の原因は遺伝や年齢によるもの、食事などの生活習慣ストレス、頭皮環境などがあります。

人それぞれなうえに様々な原因があるので 白髪の原因を「これだ!」となかなか特定できないのも事実。

白髪は治せる?

白髪は一度なるともう元には戻らないと思っている方が多いですが、 これは誤解で治すことができます

それは今まで美容師をしている中で何度も目撃している毛髪なのですが、

毛先が白髪、根元が黒い髪の毛

これは1度白髪になった髪の毛が、黒く戻ったことを意味する髪の毛です。

一度何らかの原因により白くなってしまった髪の毛が、原因解消により黒く戻ったことを意味します。つまり元の黒い髪の毛に戻ることがあるんです

ガジャー
ガジャー

これから白髪が始まる場合は根本が白くて毛先が黒ですよね。このような回復している髪の毛を美容師をしていると何度か目にしたことがあります。

白髪の原因は遺伝だけではない

白髪の原因は皆さんが頭に浮かぶのは『先天的な遺伝』ではないでしょうか?自分の親が白髪が多かった、おじいちゃんおばあちゃんが真っ白だったなどです。

『先天的な遺伝』は原因としてもっとも言われていますが、実は白髪になる原因は遺伝だけだとは限りません。

後天的な要因でなる場合があります。その場合は意識してヘアケア・頭皮ケアをすることで『白髪の生える原因』を防ぎ、遅らせることができます。

みんなの白髪染めをはじめる年齢は?

白髪染めを始める年齢は、個人差が大きく、明確な答えはありません。一般的には、以下のことが言えます。

  • 平均的な年齢: 男女ともに35歳頃から白髪が出始め、気になる人が増えてきます。美容師としてこの年齢のお客様に白髪染めを相談されることが多いです。
  • 個人差: 遺伝や生活習慣など、さまざまな要因によって白髪が出る年齢は異なります。20代から白髪が出る人もいれば、40代になってもほとんど白髪がない人もいます。
  • 始めるタイミング: 白髪が気になり始めたら、いつでも始めて問題ありません。

白髪染めを始めるタイミングを考える上でのポイント

  • 白髪の量: 白髪が数本だけなら、気にしない人もいます。しかし、目立つようになってきたり、精神的に気になる場合は、染めることを検討しても良いでしょう。
  • 髪の色: 白髪が黒髪と比べて目立ちやすい髪の色をしている場合、染めた方が見た目が若々しく見えることがあります。
  • ライフスタイル: 仕事やプライベートで、清潔感のある印象を与えたい場合は、白髪染めをする人もいます。
  • 経済的な負担: 白髪染めは定期的な費用がかかります。経済的な状況も考慮しましょう。

白髪染めを始める際の注意点

  • アレルギーテスト: 白髪染め剤にはアレルギー反応を起こす可能性があります。必ずパッチテストを行いましょう。
  • 頭皮の状態: 頭皮が敏感な場合は、刺激の少ない製品を選ぶか、美容師に相談しましょう。
  • 髪へのダメージ: 白髪染めは髪にダメージを与える可能性があります。トリートメントなどを併用して、髪をいたわりましょう。

白髪になる仕組みは?

それではそもそもどんな仕組みで白髪になってしまうのでしょう?

人の髪の毛が生えるか変わる時、毛包に存在するメラノサイトで作られたメラニンが毛髪内部にでき、髪の毛に色が付きます。

それによってメラニンを生成するメラノサイトが減少したり低下したりすると白髪になるといった仕組みがあります。

ガジャー
ガジャー

毛根内部も人と同じで疲れて引退、定年生活を勝手にむかえてしまうイメージですね。それが人の数のように、毛穴の数ごとに定年時期が変わるんです。

白髪になる・増える原因7つ

①遺伝

 遺伝によって体型だけでなく体質も遺伝します。家族に白髪の人が多いとその白髪になりやすいという傾向があります。

近年ではメラニンに作用して髪を白くする働きを持つ遺伝子[IRF4遺伝子]も見つかりました。

これが白髪の原因や遺伝に深く変わっている可能性があると言われています。

②年齢によるもの

年齢を重ねると、頭皮の毛根内部にあるメラノサイトの働きも衰えてきます。データから[男性は30歳、 女性は35歳]から白髪が出始めるとのこと。

このデータは実際に美容師の立場から見ていてもそのように感じます。

③食事(栄養不足)・生活習慣

髪の色を作るメラニンには栄養素のアミノ酸と酵素が不可欠、健康な髪をつくるにはビタミンや亜鉛が必要です。

栄養バランスの悪い食事や血流悪化を招く運動不足、喫煙、睡眠不足などで頭皮環境が悪化 し、白髪になりやすくなります。

④ 頭皮環境

 日々のシャンプーでしっかり洗うことができていない…シャンプー剤やトリートメント剤の洗い残しがある、毛穴がつまる、ベタつくなどの清潔な状態が保てないと、頭皮環境が悪化しメラニン色素を作れくなり部分的に白髪が集中することもあります。

⑤ストレス

現代人は日々ストレスを抱えています、強いストレスを感じると短期間で頭皮環境の悪化を招き白髪を作りやすくなります。

⑥ヘアカラー

僕も美容室で働く皆ので喋りづらい内容なのですが、ヘアカラーは確実に白髪を増やすことが分かっています。 これはヘアカラーが頭皮に対してストレスを与えてしまいそれが原因で白髪になるリスクを増やしているのです。ヘアカラーに含まれる成分によって活性酸素が生成しストレスを与えることが分かっています。

⑦病気

DNA を正常に作れなくなる病気悪性貧血、全身の機能は低下してしまう甲状腺機能低下症などの病気によって髪を黒くするメラノサイトが弱くなることがあります。

白髪と体調不良の関係

白髪と体調不良の関係性について、以下のような報告や調査結果がありますが、確定的な関係性はまだ解明されていないとされています。

ストレスによる関係性

長期間にわたるストレスは、体内の酸化ストレスを増加させ、髪を構成する色素細胞に悪影響を与えることがあります。そのため、ストレスが原因で体調不良となり、その影響で白髪が増えることがあるとされています。

ホルモンの分泌による関係性

甲状腺機能亢進症は、甲状腺ホルモンの分泌が過剰になることで、身体の機能が亢進してしまう疾患です。この病気にかかると、髪の毛が急に白くなることがあります。

ビタミンB12欠乏症による関係性

ビタミンB12は、髪を構成するメラニン色素の生成に必要な栄養素です。ビタミンB12が不足すると、髪が白くなる原因となることがあります。

白髪と体調とツボ

みなさんご存知の通り、ツボと体調は関連性があると言われています。ツボを押して痛いと感じる部分はやはり弱っている可能性が。

上の図を参考に自分の白髪のではじめた位置を確認し、生活習慣を改善していきましょう!

ガジャー
ガジャー

それではここからは改善方法として手軽にできるオススなものをご紹介していきます。どちらも手軽に取り組める内容なので、白髪の改善に向けてぜひチャレンジしてみてくださいね!

【改善方法①】白髪用の美容液「ブラックヘアクロウビズゴールド」

頭皮環境を整えることは「白髪を黒髪に戻す」大切な要素です。

白髪染め用のトリートメントを使うだけでなく、お風呂あがりに頭皮に美容液やローションをつけることで頭皮の状態を改善して、元気で黒く太い髪の毛を取り戻しましょう。

ブラックヘアクロウ

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【改善方法②】食生活と白髪予防

メラニン色素の原料となるアミノ酸の一種チロシンや銅、その他ミネラルを含む食事がお勧めです。

白髪に対して効果のある食品

白髪の発生を抑える効果 銅

…玄米、さつまいも、松の実、ごま、大豆、納豆、ごぼう 

髪の栄養源 タンパク質

たんぱく質…脂肪の少ない肉類、魚介類、卵、大豆製品

魚に含まれる油で血流改善効果 EPA

EPA…かつお、ぶり、さんま、さば、

血行促進効果 ビタミンE

ビタミンE…植物性油脂、ごま、くるみ、ナッツ類

髪を黒くする効果のあるもの

ヨードひじき、わかめ、のり、もずく

③白髪を改善するための生活習慣


白髪は、加齢や遺伝、ストレス、栄養不足など、さまざまな原因によって引き起こされます。その中で、生活習慣によって改善が期待できるものとしては、睡眠、運動、ストレス解消が挙げられます。

睡眠

睡眠不足は、頭皮の血行不良やホルモンバランスの乱れを引き起こし、白髪を促進すると言われています。そのため、十分な睡眠をとることは、白髪予防・改善に重要なポイントです。

成人には、1日7~8時間の睡眠が推奨されています。就寝・起床の時間を一定に保ち、睡眠環境を整えることも大切です。

運動

運動は、血行を促進し、新陳代謝を活性化させる効果があります。また、ストレス解消にも役立ちます。

週に3~4回、30分程度の有酸素運動を心がけましょう。ウォーキングやジョギング、水泳などがおすすめです。

ストレス解消

ストレスは、頭皮の血行不良やホルモンバランスの乱れを引き起こし、白髪を促進すると言われています。そのため、ストレスを溜め込まないことが大切です。

趣味に没頭したり、リラックスできる時間を作ったりして、ストレスを発散しましょう。

白髪を改善するためのヘアケア

白髪を改善するためのヘアケアとしては、以下のようなものが挙げられます。

正しいシャンプー方法

シャンプーは、頭皮の汚れを落とし、血行を促進するために重要です。シャンプーの際は、頭皮をゴシゴシこすらず、指の腹で泡を立てて優しく洗いましょう。また、シャンプー剤は、頭皮に残らないよう、しっかりとすすぎ流すことが大切です。

頭皮マッサージ

頭皮マッサージは、血行を促進し、頭皮の健康を保つために効果的です。シャンプーの際に、頭皮を揉んだり、指で押したりして、頭皮全体をマッサージしましょう。

保湿ケア

頭皮が乾燥すると、血行不良や炎症を起こしやすくなり、白髪の原因となる可能性があります。そのため、頭皮を保湿することも大切です。シャンプー後のトリートメントや、頭皮用美容液などで、頭皮を保湿しましょう。

紫外線対策

紫外線は、頭皮のダメージを引き起こし、白髪の原因となる可能性があります。そのため、日差しが強い日は、帽子や日傘などで、頭皮を紫外線から守りましょう。


また、白髪染めを定期的に行うことも、白髪を隠すための有効な方法です。白髪染めには、ヘアカラー剤とカラートリートメントがあります。

ヘアカラー剤は、白髪を完全に染めることができますが、強い刺激が含まれるため、頭皮へのダメージが気になる場合は、カラートリートメントがおすすめです。

ガジャー
ガジャー

白髪を改善するためのヘアケアは、毎日の習慣を少し変えるだけでも、効果が期待できます。ぜひ、自分に合った方法で、白髪の予防・改善に取り組んでみてください。

白髪に関するよく聞かれる 質問

Q
白髪を抜くと増えるのですか?
A

これはよく質問されることなんですが、白髪を抜くと増えるということはありません

ただし抜けて短くなった白髪は立ち上がることによって通常の黒髪よりも目立つことはあります。

これによって毛根を破壊し色と毛が生えてこないこともあるので、抜かないようにしましょう。

以下の記事でも「白髪を抜く」という行為に言及しています↓

Q
白髪を減らすこと治すことはできますか?
A

白髪になってしまう原因、リスクを避けることができれば一度白くなった髪の毛も黒く戻る可能性はあります。

美容メーカーの発表では、白くなった髪の毛は3年以内であれば元に戻る可能性があるとのことです。 美容室専売品では白髪を予防する商品や、3年以内の白髪を元に戻す(黒髪に戻す)商品が出ています。

以下の記事でも詳しく解説させていただいています↓

白髪予防まとめ

髪の毛は毎日50~100本ずつ抜けてまた、生えてくると言われています。毎日の湯船や洗面所に髪の毛落ちていないでしょうか?これは当たり前のことなのです。

今回の記事で改善のためにお話した内容の以下の2点

◯白髪のリスク7つを極力避ける、防ぐ生活をする

〇白髪を予防する美容液・食生活の改善方法

日常生活の中で食の大切さを見直し、髪の栄養状態を保つことで、色素細胞を活性化しきれいな白髪になりにくい環境や黒髪を育てましょう。

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