伸びてきた白髪を「プチッ」!気になるから抜いてしまいますよね‥その気持ちわかります。気になる白髪をやっつける事ができて、なおかつ「白髪を抜く」行為は達成感もあります。
短い白髪がピョンと立ち上がっていると目立ってしまってみっともないもの‥ですが「ちょっと待って!」その白髪を抜く行為は危険性があるんです。
この記事では「白髪を抜くということ」にフォーカスして「抜かないためにおすすめな商品」も合わせて解説していきます。
この記事でわかること
- 白髪を抜くのはなぜダメなのか?
- 白髪を抜くことをやめる方法、オススメのヘアアイテム
白髪を抜くのは楽しい?危険?
白髪を抜くという行為は多くが「白髪の出始めた年代」の方がしてしまう行為です。今まで全くなかった白髪が生え際のあたりや、分け目のあたりに出てくると気になるものです。
『どうしても気になるし、わざわざ染めるほどでもないから抜いちゃえ!』と多くの方が抜いてしまいます。
年齢を重ねれば重ねるほど白髪は増えるわけですから、この「抜く行為」はどんどんエスカレート…。
気がついたときにはこの抜く行為が「クセ」になりそしてそこに「楽しさ」「気持ちよさ」を覚えてしまいます。
最初にお伝えした通りにこの「抜く行為」は危険性があります。この後この危険性について解説していきます。
白髪を抜いてしまうと…その代償と危険性
それでは白髪を抜くとどうなってしまうのか?を解説していきます。
白髪を抜くと毛根に傷がついて炎症を起こしたり、毛穴がゆがんで髪が縮れたりしてしまいます。最悪の場合、新しい髪が生えてこなくなる可能性も。
結論=白髪はできる限り抜かない方が良いのです。
白髪は、原因の改善によって黒く戻ることもあることがわかってきています。本来は抜かないことが一番の解決法なんです。
毛根は増えることはありません。
今気になるからと言って白髪を抜いて毛根を傷めてしまったら、健康的に生える髪の量まで減ってしまいかねません。
今後年を重ねていった時に「髪の毛が少ない」という別の悩みを抱えてしまうかも…。
白髪抜く4つのリスク
- 毛根へのダメージ:抜くことで毛根が傷つき、健康な髪の成長を妨げる可能性があります。
- 感染リスク:抜いた箇所から細菌が入り込み、頭皮の炎症を引き起こす可能性があります。
- 毛穴の拡大:繰り返し抜くことで毛穴が広がり、将来的に薄毛の原因となる可能性があります。
- 新しい髪の成長阻害:頻繁に抜くことで、その部分から新しい髪が生えにくくなることがあります。
白髪は白髪染めやヘアケアアイテムで染めるか、出先などでどうしても気になってしまった場合は、抜くのではなく根元でカットするようにしましょう。
さらに専門的に白髪を自分で抜くリスクを解説します。
- 毛根のダメージ
白髪を抜く際には、毛根も一緒に抜き取ってしまいます。毛根は、髪の毛が成長するために必要な栄養を供給する役割を果たしています。そのため、毛根を傷つけてしまうと、髪の毛の成長が妨げられて、薄毛の原因となる可能性があります。
- 毛嚢炎
毛根が傷つくと、細菌やウイルスが侵入しやすくなり、毛嚢炎(もうのうえん)を発症するリスクが高まります。毛嚢炎は、毛根の周囲に炎症が起こる皮膚の病気で、赤み、腫れ、痛みなどの症状が現れます。
- 色素沈着
白髪を抜いた部分の皮膚には、メラニン色素が不足しているため、色素沈着が起こることがあります。色素沈着は、抜いた部分が黒ずんだように見える症状です。
また、白髪を抜くことで、白髪の量が増えるのではないかという不安を抱く人もいるようです。しかし、白髪を抜くことで、白髪の量が増えることはありません。白髪は、毛母細胞の働きが弱まって、メラニン色素が生成されなくなることで生じます。毛母細胞の働きは、年齢やストレス、生活習慣などによって影響を受けるため、白髪の量が増える原因は、白髪を抜くことではなく、これらの要因によるものです。
白髪を抜く際は、以下の点に注意しましょう。
- 無理に抜かないこと
- 毛根を傷つけないように、根元から抜かないこと
白髪を抜くと増える?という心配
結論から言うと白髪を抜いたことが原因となって白髪が増えることはありません。
この質問は美容師の仕事をしていると良く受けます、多くの方が気になる疑問なんです。
白髪を気に始める時期に白髪を抜いてしまうために「白髪を抜いたら増えた」という感覚を持つ方が増えてしまうのではないかと思います。
白髪を抜かないために【選択肢は2つ】
白髪を抜かないために選択肢は2つ
- 根本付近からハサミで切る
- 染める、隠す
根本から切るは誰でもも簡単にできます‥ですがまたすぐに気になってしまいますよね?
また短い毛が伸びてきてまた短く切るは繰り返しになってしまい髪のメンテナンスが大変です。
一番の解決策は染めてしまうこと。
つまり髪の毛を抜く行為をしていた方は、伸びてくると短い毛がでてくると思います。その毛を美容室で染めるか、白髪隠しのアイテムで染めていくのです。
最初は我慢が必要ですが、慣れてくると抜きたい欲求を抑えることもできます。
将来薄毛に悩まないためにも「髪を抜く行為」は今すぐにでもやめてしまいましょう。
白髪を隠すオススメのアイテム
美容師が教える! 簡単白髪隠しアイテム
誰でも手軽にライフワークに組み込めるカラートリートメントで、自宅で手軽に白髪をカバーしましょう!
こんな方におすすめ
- 敏感肌・肌荒れしやすい方
- 生え際や分け目の白髪を自宅でこまめにケアしたい方
- 美容院に行くのが面倒くさい方
カラートリートメントの使い方
プロのワンポイントアドバイス
カラートリートメントで、白髪を気にせずおしゃれを楽しみましょう!
カラートリートメントのオススメ商品
それでは白髪を抜かないためにおすすめしたい厳選したカラートリートメントを2つご紹介していきます。
【髪の傷み・白髪予防効果も!】KAMIKA白髪染めカラートリートメント
近年リニューアルした「KAMIKA白髪染めカラートリートメント」はダメージを補修してくれる「ヘマチン」「メリタン」配合。
キューティクルをきゅっと締めるので色モチもUPします。特に、白髪予防として近年大注目されている成分「メリタン」配合のカラートリートメントは希少です。
他にも海の恵み成分、フルーツ幹細胞エキス、蜂蜜、トリートメント成分をたっぷり配合。さらに「γ-ドコサラクトン」の効果で、ドライヤーをかける度にツヤ髪へと導きます。
現在は購入できるのは公式サイトのみとなっています。旧商品はAmazon、楽天市場にて取り扱いがありますが、パワーアップされた今回の新商品をオススメします。
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KAMIKA白髪染めカラートリートメント 参考価格 ¥5,800→初回限定のクーポンで¥2,470
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【スティックタイプ】白髪隠し 綺和美 (KIWABI) Root Vanish ダークブラウン
ノック式筆タイプで旅行やお出かけの際にも便利なサイズ。出張などの出先で塗るだけで手軽に白髪かくしが可能です。筆タイプなので、もみあげだけ や、生え際だけ、など部分的にもお使いいただけます。
現物も確認し使用しましたが、プロの目線で見て商品クオリティーはかなり高く、効果も期待以上でした。
カラーは白髪染めをしている人の色合いに合わせた「3色」からセレクトができます。
- 中身を開けてみると、高級感のあるフェルト生地の入れ物に入っていて何だか品があって嬉しい!!プレゼントであげたら喜ばれるかもと思いました。使用感は液だれも無く自分で調整できるので使いやすかったです。
- この大きさならポーチに入れて外出、外泊先でチャチャッと白髪隠しが簡単に出来る!
- 気になったら直ぐに使えるのも嬉しいポイントかも!という事でリピート確定!この商品ならストレスフリーでこれから数本の白髪とも付き合って行けそうです!
【マスカラタイプ】ブローネヘアマスカラ ダークブラウン
お出かけ前の白髪に、速攻! 速乾! 自然な仕上がり! 今日1日の簡単白髪かくし。
「技ありロングブラシ」は、髪がからみにくく、広い範囲も一気に塗れるだけでなく、カーブした先端で生えぎわの細かい部分もきれいに塗れます。速乾タイプで忙しい朝にも便利です。束になりにくく、ゴワつきにくい自然な仕上がり。
汗・水に強く色落ちしにくいウォータープルーフタイプ。ブローネのヘアカラーに対応した全4色のラインナップ。
参考価格 ¥598
みんなも抜いてる?Twitterの声
白髪を抜くという行為にも人それぞれに物語がありますね…
白髪を抜かないために心がけたいこと
染める以外に白髪を抜かないために心がけたいことは、以下のとおりです。
頭皮マッサージをする
頭皮マッサージをすることで、血行が促進され、頭皮の健康状態が改善されます。また、頭皮の血行が改善されると、メラニン色素の生成が促進されると言われています。
栄養バランスの良い食事を心がける
タンパク質やビタミン、ミネラルなどの栄養素をバランスよく摂取することで、髪の毛の健康を維持することができます。
ストレスを溜めない
ストレスは、白髪の原因のひとつと言われています。ストレスを溜めないように、趣味やスポーツなど、ストレス発散方法を見つけましょう。
具体的には、以下のことに取り組んでみましょう。
- 毎日のシャンプーやブラッシングで、頭皮の汚れやホコリを取り除く
- 頭皮マッサージをするときは、指の腹で優しくマッサージする
- タンパク質を多く含む食材を積極的に食べる(肉、魚、卵、大豆製品など)
- ビタミンやミネラルを多く含む食材を積極的に食べる(野菜、果物、海藻類など)
- 適度な運動をして、ストレスを解消する
白髪は、年齢とともに生じる自然な現象です。しかし、白髪を抜くことで、毛根にダメージを与え、様々なリスクが高まります。白髪を抜く代わりに、上記の対策や染める対策をとることで、白髪を目立たなくするとともに、髪の毛の健康を維持することができます。
Q&A
- Q白髪を抜くと本当に増えるのですか?
- A
白髪を抜くことで直接白髪が増えることはありません。しかし、抜くことで毛根にダメージを与え、健康な髪の成長を妨げる可能性があります。また、抜いた箇所から新しい髪が生えてくる際に、以前よりも白髪が目立つように感じることがあるため、「増えた」という錯覚を起こすことがあります。白髪の増加は主に加齢や遺伝、ストレスなどが原因であり、抜くことが直接の原因ではありません。
- Q白髪を染めずに隠す方法はありますか?
- A
はい、白髪を染めずに隠す方法がいくつかあります:
- ヘアマスカラ:一時的に白髪をカバーできる簡単な方法です。外出前に使用し、シャンプーで洗い流せます。
- カラートリートメント:染毛効果とトリートメント効果を兼ね備えた製品で、徐々に色をつけていきます。
- ヘアスタイリング:白髪が目立つ部分を他の髪で覆うようなヘアスタイルにする方法もあります。
- ナチュラルな方法:ヘナなどの天然染料を使用する方法もありますが、効果は個人差があります。
これらの方法は一時的な対処法ですが、髪や頭皮への負担が比較的少ないのが特徴です。
- Q白髪を予防するための食事や生活習慣はありますか?
- A
白髪の予防に効果的な食事や生活習慣がいくつかあります。
- バランスの良い食事:タンパク質、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンE、鉄分、銅、亜鉛などを含む食品を積極的に摂取しましょう。
- 抗酸化物質の摂取:ベリー類、緑茶、ナッツ類など、抗酸化物質を多く含む食品を取り入れましょう。
- 適度な運動:週に3-4回、30分程度の有酸素運動を行い、血行を促進しましょう。
- ストレス管理:瞑想やヨガ、趣味の時間を持つなど、ストレス解消法を見つけましょう。
- 十分な睡眠:1日7-8時間の質の良い睡眠を心がけましょう。
- 頭皮ケア:定期的に頭皮マッサージを行い、適切なシャンプーを使用しましょう。
これらの習慣を続けることで、白髪の進行を遅らせる可能性があります。
- Qカラートリートメントと白髪染めの違いは何ですか?
- A
カラートリートメントと白髪染めには以下のような違いがあります。
- 染色力:カラートリートメントは染色力が弱く、徐々に色をつけていきます。一方、白髪染めは一度の使用で白髪を完全に染めることができます。
- 持続性:カラートリートメントの色持ちは通常2-3週間程度ですが、白髪染めは4-6週間程度持続します。
- ダメージ:カラートリートメントは髪にトリートメント効果があり、ダメージが少ないです。白髪染めは化学反応を利用するため、髪へのダメージが比較的大きいです。
- 使用頻度:カラートリートメントは頻繁に使用できますが、白髪染めは髪や頭皮への負担を考慮して使用間隔を空ける必要があります。
- 色の選択:カラートリートメントは自然な色合いが中心ですが、白髪染めはより幅広い色から選択できます。
自分の白髪の状態や希望する仕上がり、髪へのダメージ具合を考慮して選択するとよいでしょう。
- Q白髪を抜いてしまった後のケア方法はありますか?
- A
白髪を抜いてしまった後のケア方法として、以下のようなものがあります。
- 頭皮の清潔保持:抜いた箇所を清潔に保ち、感染を防ぎます。適切なシャンプーで優しく洗い、清潔な状態を維持しましょう。
- 保湿ケア:頭皮の乾燥を防ぐため、無添加のヘアオイルや頭皮用の保湿クリームを使用します。
- 刺激を避ける:抜いた箇所をこすったり、強くブラッシングしたりするのは避けましょう。
- 栄養補給:髪の成長を促進するため、タンパク質やビタミンB群を含む食品やサプリメントを摂取します。
- 頭皮マッサージ:優しく頭皮をマッサージし、血行を促進します。
- 紫外線対策:帽子やUVカット効果のあるヘアミストを使用し、頭皮を紫外線から守ります。
これらのケアを行いながら、今後は抜かずに適切な方法で白髪に対処することが大切です。抜く習慣を改善し、健康的な髪の成長を促すよう心がけましょう。
まとめ
今回の記事では「白髪を抜く」という行為の危険性や髪を抜かない方法についてお話させていただきました。
本気でクセになってしまっている方は、脱毛症の原因や頭皮環境の悪化につながる行為なのですぐにでもやめましょう。
楽しいと感じてしまっている方も時間がかかるかもしれませんが、しっかりと危険性を認識して習慣を改善させていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。他にも白髪の悩みに関する記事を多く投稿しています合わせてそちらもお読みください。
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