ヘアバームとヘアオイルは、どちらも髪にツヤやうるおいを与えるアイテムですが、その特徴や使い方は大きく異なります。
この記事では、ヘアバームとヘアオイルの違いを徹底的に解説し、あなたの髪質や理想の仕上がりに合わせて最適なアイテムを選び、使いこなすための情報をお届けします。
ヘアバームとヘアオイル、何が違う？基本を徹底比較
まずは、ヘアバームとヘアオイルの基本的な違いを比較してみましょう。
ヘアバーム
ヘアオイル
このように、ヘアバームは油分が多く、保湿力やスタイリング力に優れているのに対し、ヘアオイルは油分が少なく、軽い質感でツヤ出しやダメージ補修に優れているという違いがあります。
髪質別・目的別で選ぶ！あなたにぴったりのヘアバーム＆ヘアオイル
次に、髪質別・目的別に、あなたにぴったりのヘアバーム＆ヘアオイルの選び方をご紹介します。
髪質別
目的別
このように、自分の髪質や目的に合わせて、最適なアイテムを選びましょう。
以下の記事では髪質別のおすすめのヘアオイルや、植物性・鉱物性の特徴、人気のアルガンオイルについても詳しく解説しています。ぜひ参考にして、あなたに最適なヘアオイルを見つけてくださいね↓
理想の仕上がりを叶える！ヘアバーム＆ヘアオイル、効果的な使い方
ヘアバームとヘアオイルは、使い方によって仕上がりが大きく変わります。それぞれの効果的な使い方をマスターして、理想の髪質を叶えましょう。
ヘアバームの使い方
- 適量を手のひらに取り、体温で温めて溶かす
- 毛先を中心に、内側から手ぐしでなじませる
- まとまりにくい部分やパサつきが気になる部分には、少量ずつ重ね付けする
- 前髪や顔周りなど、細かい部分には指先で軽くつける
ヘアオイルの使い方
- タオルドライ後、手のひらに適量を伸ばす
- 毛先を中心に、内側から手ぐしでなじませる
- 乾燥しやすい毛先には、少量ずつ重ね付けする
- ドライヤーで乾かす前に使用すると、熱ダメージから髪を守る効果も
使い方のポイント
プロが教える！ヘアバーム＆ヘアオイル、組み合わせワザでさらに美髪
ヘアバームとヘアオイルは、単独で使うだけでなく、組み合わせることでさらに美しい髪を手に入れることができます。
組み合わせワザ
例えば、乾燥毛でパサつきが気になる方は、ヘアバームでしっかり保湿し、ヘアオイルでツヤをプラスするのがおすすめです。
また、ダメージ毛でパサつきや広がりが気になる方は、ヘアオイルでダメージ補修し、ヘアバームでまとまりやすくするのがおすすめです。
このように、自分の髪の状態や理想の仕上がりに合わせて、ヘアバームとヘアオイルを組み合わせてみましょう。
ヘアバーム＆ヘアオイル、成分解析！賢く選んでダメージレスな美髪へ
ヘアバームやヘアオイルを選ぶ際は、成分にも注目しましょう。
ヘアバームの主な成分
- シアバター: 保湿力が高く、髪にうるおいを与える
- ミツロウ: 保湿力があり、髪にツヤを与える
- ホホバオイル: 保湿力が高く、髪になじみやすい
- 植物性オイル：オリーブオイル、ココナッツオイルなど。
ヘアオイルの主な成分
- アルガンオイル: 保湿力が高く、ダメージ補修効果も
- ホホバオイル: 保湿力が高く、髪になじみやすい
- コメヌカオイル: 保湿力が高く、髪にツヤを与える
- ヒマワリオイル：保湿力が高く、紫外線防止効果も期待できる。
これらの成分は、髪にうるおいを与えたり、ダメージを補修したりする効果があります。
また、香料や防腐剤などの添加物が気になる方は、オーガニックや天然由来の成分で作られた製品を選ぶと良いでしょう。
成分表示をよく確認し、自分の髪質や肌質に合った製品を選びましょう。
疑問を解消するQ&A
Q1. ヘアバームとヘアオイル、両方使うとベタベタになりませんか？
A1. 確かに、どちらも油分を含むため、つけすぎるとベタつきの原因になります。しかし、適量を守り、正しい順番で使うことで、ベタつきを防ぎながらそれぞれの良い効果を得ることができます。
おすすめは、まずヘアオイルを毛先中心になじませ、髪全体にうるおいとツヤを与えます。その後、ヘアバームを少量手のひらに取り、体温で温めてから毛先やまとめたい部分に薄く重ね付けします。ヘアバームは表面をコーティングし、まとまりとキープ力を高めてくれます。
Q2. ヘアバームとヘアオイル、香りの持続性が高いのはどちらですか？
A2. 一般的に、ヘアバームの方が香りの持続性が高い傾向があります。ヘアバームは固形または半固形のため、香りの成分が揮発しにくく、長時間髪にとどまります。一方、ヘアオイルは液状のため、香りが揮発しやすく、持続時間は短めです。
香りを長時間楽しみたい場合は、ヘアバームを選ぶか、ヘアオイルとヘアバームを組み合わせて使うのがおすすめです。
Q3. ヘアバームとヘアオイル、どちらが紫外線対策になりますか？
A3. ヘアオイルの中には、紫外線防止効果のある成分（紫外線吸収剤や紫外線散乱剤）を配合している製品があります。これらの成分は、髪を紫外線から守り、ダメージを軽減する効果が期待できます。
一方、ヘアバームには紫外線防止効果のある成分が含まれている製品は少ないため、紫外線対策としてはヘアオイルの方が適しています。
Q4. ヘアバームとヘアオイル、どちらがパーマヘアにおすすめですか？
A4. パーマの種類や理想の仕上がりによって異なりますが、一般的にはヘアバームの方がおすすめです。ヘアバームは、パーマのカールやウェーブをしっかりとキープし、まとまりのあるスタイルに仕上げてくれます。
一方、ヘアオイルはパーマのカールを伸ばしてしまう可能性があるため、使用量や使い方に注意が必要です。もしヘアオイルを使う場合は、軽めのオイルを選び、毛先中心に少量なじませるようにしましょう。
Q5. ヘアバームとヘアオイル、メンズにもおすすめの使い方はありますか？
A5. はい、メンズにもヘアバームとヘアオイルはおすすめです。
- ヘアバーム
- ショートヘアやパーマヘアのスタイリングに最適です。
- 少量で動きや束感を出しやすく、自然な仕上がりになります。
- 硬めの髪質の方や、まとまりにくい髪質の方にもおすすめです。
- ヘアオイル
- ツヤ感を出したい時や、パサつきを抑えたい時に最適です。
- ウェットヘアスタイルにもおすすめです。
- ひげのお手入れにも使えます。
どちらも少量ずつ使うのがポイントです。
Q6.香りで選ぶなら、どちらがおすすめ？
A. 香りの持続性を重視するなら、ヘアバームがおすすめです。ヘアバームは油分が多く、香りが揮発しにくいため、長時間香りを楽しめます。一方、ヘアオイルは香りが比較的早く飛んでしまう傾向があります。
ただし、ヘアオイルの中にも香りの持続性が高い製品や、人気ブランドの香水に似た香りの製品もあります。香りの種類や持続時間については、製品のレビューや口コミを参考にしてみましょう。
Q7. ヘアバームとヘアオイル、両方使う場合の順番は？
A. 基本的には、ヘアオイルを先につけるのがおすすめです。ヘアオイルで髪にうるおいとツヤを与え、ヘアバームでまとまりや束感をプラスすることで、それぞれの良い効果を最大限に引き出すことができます。
ただし、製品によっては順番が異なる場合もあります。製品の取扱説明書やメーカーの推奨する使い方を確認しましょう。
まとめ
ヘアバームとヘアオイルは、それぞれ異なる特徴と効果を持っています。
自分の髪質や理想の仕上がりに合わせて、最適なアイテムを選び、使いこなすことで、さらに美しい髪を手に入れることができます。
この記事を参考に、あなたもヘアバームとヘアオイルを使いこなして、理想の髪質を手に入れてくださいね。
以下の記事ではプロの美容師の目線から「プレゼントにオススメのヘアオイル7選」を厳選してご紹介しています↓
コメント